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 算数と言葉

「抹茶はイチゴを7個食べました。ママは3個食べました。どちらがどれだけ多く食べましたか?」

先日のことです。
いつものように算数クイズをしていると、抹茶から珍しく「わからない」という言葉が出ました。
基本的に、抹茶は力技で解いていくので(笑)、「わからない」と降参することはありません。
親の私がびっくりするほど長い時間をかけても降参することはないので、ハテ?と思い、
聞いてみると、「抹茶は”どちら”とか”どれだけ”って言葉知らないんだもん」
という言葉が返って来ました。
私はへ~!と感心してしまいました。

「そうか!ママ、”どっちがいい?とは聞くけど、”どちらがいい?”とは聞かないもんね」
「うん、抹茶は子どもだからさ、知らないんだよ。だから教えてくれなきゃわからない。
抹茶が知ってる言葉で言ってくれるならわかるけど」
「たしかにそうだね~。じゃあ、”どっちが多い?”ならわかるかな?」
「…抹茶」
「そうだね、抹茶が多いよね。何個多いの?」
「えっと、…4個多い」
「正解~!抹茶が4個多く食べたんだよね」
「うん…」

抹茶は自分でも言葉に対して苦手意識を持っています。
少ししゅんとした様子が見て取れたので、私は言いました。

「今、抹茶はわからないってことがわかったでしょう?これはね、『無知の知』って言うんだよ。
すごく大事なことなの。しかも抹茶は、どこがわからないのか自分で考えてママに
教えてくれたでしょう?これはすごいよ。ママはあんまり詳しくないけれど、
メタ認知と言えるのかな?このメタ認知はとっても大事でね、5歳で出来る抹茶は
なかなかのものだと思うよ~」

もちろん、言葉の意味はわからなかったと思いますが、「なんだか大丈夫らしい」と
安心したのか、すーっと眠りにつきました。




 それにしても、小学校低学年の算数というのは言葉が肝要なんだ!と、あらためて感じます。
”どちら”、”どれだけ”…それら言葉は”小数” 、”分数”、”割合”、”比”といった算数用語では
ありません。
けれども、言われてみればたしかに、日常生活ではさほど使わない言葉かな?と気付きます。
言葉に敏感な子は絵本や図鑑、テレビ等で耳した言葉を何気なく使えても、抹茶は
そうではありません。
そうではないからこそ、「自分は何を理解し、何を理解していないのか。理解するには
どうすれば良いのか」を考えられること。
メタ認知活動を意識して過ごすことが重要になってくるような気がしています。

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07:34 | 算数
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 光についてのあれこれ

抹茶が突然、リビングの照明と手に持っていた歯ブラシを指差し、
「自分の考えをまくしたてる会」、開催。

いやしかし、抹茶の台詞を言葉にしようと思っても、正直なところ、
何を言っているのかよくわからないので書けません。
おそらく、光の角度や向き、反射について語りたかったのでしょうが、
なんだかもうさっぱりなわけで。

とはいえ、本人は夢中で語っていました。
ホワイトボードにさっと図を書き、「ここ、ここがポイント。よく見て!」
と真剣に講義。

「○○が××だから、◇◇は△△だと思うの」
「ということは、もし、●●が++だとしたら、◆◆は▲▲になるのかな…」

…まぁ、答えは違っているのでしょうが(笑)、自分で考えるという姿勢は
スバラシイと思いますし、何よりものすごい迫力なので、迂闊に「間違っている」
と口を挟めないのです。

そして、私は抹茶のこうした講義を耳にするにつけ、
「子どもの脳と仮想世界」(戸塚滝登著)に登場する、エリちゃんという女の子を
思い出します。

「磁石はなぜ南(北)を向くのか?」

エリちゃんは小学校三年生の理科の時間に磁石の性質について学ぶと、
様々な仮説を立て始めます。
その仮説は「あたしね、じしゃくたち、お日さまがすきなんだって思うの。
だって、じしゃくたち、南をむいたでしょ。南にお日さまが出てたもん」
といった可愛らしい予想から検証を繰り返し、ついには本質へと迫っていく
のですが、このエリちゃん、なにせ思考の息が長い。
著者である戸塚氏は、いっそ答えを教えてしまおうかと思いながら、
エリちゃんの推論に感心しています。
「サイエンスの力って、答えに至るまでの道のりの方がほんとは大切」
だという思いからです。

こうしてエリちゃんは、山奥の分校で戸塚先生に付き合ってもらっていますが、
一般的に、普通の学校ではここまでゆっくりと時間をかけてもらえませんよね。
そうした意味で、エリちゃんは”エリちゃんのテンポ”をとても大事にして
もらったのだと思います。
もちろん、普通の学校の理科教育でも予想・推論をする時間はあります。
しかし、その時間はとても短く、また、教師の答えに向かわせる誘導が
あからさまなので(笑)、なかなかゆっくりと思考することができません。

それならせめて、幼児期の間くらいは、この”土着モデル”を大事にしてあげたいな~
と考えています。
抹茶が自分から図鑑なり何なり、「調べて、正しい知識を手に入れたい」と
思うまでは、経験(具象)から編み出したある種の”論理”が、子どもの核に
なるような気がするからです。

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11:24 | 理科
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 ISS(国際宇宙ステーション)の目視、その感想

22日はあいにく曇っていたので確認できませんでしたが、
24日はお天気に恵まれたので、バッチリ確認できました~。

予想していたよりもくっきりと明るく見え、感動。
当たり前ですが、飛行機に比べて移動速度が早いわ~。

いや~、約5分間、親子3人で宇宙を感じられた時でした。

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11:21 | 理科
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 言語訓練とは

言語訓練と聞くと、どんなことをしているのかと疑問に思われる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

抹茶が通う総合病院内リハビリテーション科の言葉の教室では、
子どもを多く受け持たれているST(言語聴覚士)の先生が指導してくださっています。
先生はその子の障害に合わせて色々な取り組みをなされていると思いますが、
基本的には子どもに負担のないようにカリキュラムを組んでいるはずなので、
私の印象として、言語訓練は、
『言葉のプロによる、カスタムメイドのゆる~い幼児教室』です。

当然、カスタムメイドですので、最初の面談から3回程は、いわゆる検査が
「それとわからないように」実施されていました。
抹茶は既にWPPSIを取っていたため、取ったのは知能検査である
レーヴンマトリックス色彩検査、言語検査である絵画語彙発達検査、構音検査です。
私は以前から少し抹茶の構音の誤りを少し気にしていたので、STの先生に伺ったところ、
「個人差もあるので、気にしなくても大丈夫だと思います。
それよりも、コミュニケーションの方を伸ばしていきましょう」とのことでした。

そんなこんなで、抹茶が一回一時間、マンツーマンの教室で取り組む内容は、
以下のような感じになります。

1 お話
2 教材を使っての言葉遊び
3 目と手の協応性を高めるプリントや積み木パズル
4 言葉を聞いて、身体を動かす遊び
5 ご褒美遊び

1のお話というのは、「どうやってきたの?」「保育園では誰と遊んでいるの?」など、
取り留めのない日常会話なのですが、抹茶はこれが一番苦手です。

2の言葉遊びは、モーラを意識させる遊びから、なぞなぞ、逆さ言葉まで多岐にわたります。
抹茶は手を動かした方が落ち着いて勉強できるため、先生は視覚的な補助教材を
用意してくださっています。なぞなぞも問題を紙に書いての出題です。

3は抹茶が得意な分野で、一息つく時間ですね。
プリントを2~3枚したり、ニキーチンの積み木に似たパズルなどに取り組みます。
これも嫌だ~と言うときは、先生は臨機応変に折り紙や工作の時間に切り替えてくれます。

4は先生の指示を聞いてお買い物をするごっこ遊びや、旗揚げゲーム、宝探しゲームなど。
盛り上がりすぎて、指示を聞いていない時も多々あり。(汗)

5のご褒美遊びは、抹茶が好きな遊び…ジェンガや黒ひげゲーム、すごろくなど。
遊びの中で数を数えたり、ルールを守ることを学びます。
ちなみにジェンガは大人顔負けの腕。

基本的には、言語性の課題と動作性の課題をバランス良く組み合わせて、
抹茶の苦手な面と得意な面を支援する内容なのですが、STの先生の何がすごいって、
声かけの仕方、タイミング、そして何より臨機応変さ。
特別な教材など特になくとも、STの先生は言葉のプロ、つまりコミュニケーションのプロなので、
「さりげなく指導するテクニック」がすごいわけですよ。
抹茶が先生の話題に乗らず、自分勝手に話し始めても、抹茶の話を膨らませてくれる。
押し付けないけれど、ルール違反には毅然と対処。
いや、ホント、抹茶のお勉強というより、親の私が勉強になります。




ST(言語聴覚士)という国家資格は比較的新しい資格なので、まだまだ認知度も低いと
思いますが、実際に子ども達や親と接し、現場でフォローしてくださるSTの方々なくては、
医師の診断も空回りしてしまいます。
その意味で、STの存在は大きく、これからもっともっと子どもSTが増えて行くことを願います。

ST(言語聴覚士)についてもう少し詳しく知りたい方は、中川信子さんのサイトへどうぞ

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10:48 | 言語訓練
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 精神的成長~お説教

最近抹茶が口にした台詞。

「もう~、パパはコートを着たままごろごろ本を読んでるし、
ママは洗濯物を干さないでレゴばっかりしてるし、抹茶は困っちゃうよ。
パパとママがしっかりしてないから、抹茶がしっかりしなくちゃいけないんじゃない」

これぞ反面教師。ステキ!
…と思ったのも束の間、『たしか私も子どもの頃、そんな台詞を母親に吐いたような…』
と思い出しました。

「お母さんが夜中まで本を読んでいて朝起きないから、私が朝ご飯の支度をするんじゃない」
「お母さん、連絡帳のチェックまた忘れてるよ。私がハンコを押しておくからハンコ貸して」

小学校低学年頃の私の台詞です。
…それにしてもひどいな、私のおかん。(笑)

けれど、私は母が家事を放ったらかしにして趣味に没頭していた姿を思い出す度に、
不思議と温かい気持ちが流れます。
私の母はいいかげん極まりないのですが、そのいいかげんぷりは「良い加減」でした。

児童精神科医である佐々木正美先生も「いいかげんでいいんです。いいかげんがいいんです」
とおっしゃっていますし、洗濯物を干さずにレゴに熱中する母の姿というものも
満更ではないだろうと都合の良いように解釈する私、三十路の冬。

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11:03 | 娘について
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